モニタリング(もにたりんぐ)

モニタリングとは、コンピューターシステムやネットワーク、サーバーなどの動作状況を常に監視し、異常を検知する作業のことを指します。システムの安定稼働と高い可用性を維持するために欠かせない重要な業務です。

関連用語と表現

モニタリングは、システムリソース(CPU、メモリ、ディスク使用量など)の監視から始まります。これにより、過剰な負荷や異常な動作を早期に発見できます。また、アプリケーションのレスポンス時間やエラーログ、ネットワークの通信状況なども監視対象となります。

モニタリングシステムは、設定したしきい値を超えた場合にアラートを通知する機能を持っています。管理者はアラートに対して適切な対処を行い、障害の発生や深刻化を防ぎます。高度なモニタリングシステムでは、過去のデータとの比較や予測機能があり、より効果的な監視が可能です。

モニタリングは、障害対応の効率化はもちろん、パフォーマンスチューニングやキャパシティプランニングにも役立ちます。システム全体の可視化により、ボトルネックの発見やリソースの最適配分が行えるためです。

「モニタリング」の具体例

例1: ウェブサーバーの負荷監視では、リクエスト数、レスポンス時間、CPU使用率などの指標をモニタリングします。リクエスト数の急増や異常なレスポンス遅延が検知されれば、すぐにアラートが通知されます。

【解説】適切なモニタリングにより、サイトの過負荷状態を早期に検知し、障害の発生を防げます。

例2: クラウドサービスのモニタリングでは、リソース使用量の他に、課金状況やセキュリティログなども監視対象となります。不正アクセスの兆候や予期せぬ費用の発生に気付くことができます。

【解説】クラウド環境ではリソース消費に伴う費用管理も重要で、包括的なモニタリングが不可欠です。

モニタリングは、ITシステムの安定運用に不可欠な業務ですが、モニタリング対象の増加に伴い複雑化が進んでいます。AIやビッグデータ解析を活用した次世代のモニタリングソリューションが注目されています。

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