主体的学び(しゅたいてきがくし)
主体的学びとは、生徒が自ら課題を見つけ出し、その解決に向けて主体的に学習する教育手法のことを指します。従来の一方向的な教師主導型の授業とは異なり、生徒自身が能動的に学習に関与することで、より深い理解と学習意欲の向上が期待できます。
関連用語と表現
| 類義語 | アクティブラーニング、学習者中心、自己主導型学習 |
|---|---|
| 対義語 | 教師中心型学習、受動的学習 |
| 言い換え | 生徒主体の学び、自発的な探究活動、自主的な問題解決学習 |
| 関連用語 | プロジェクトベースドラーニング、協働学習、反転授業 |
主体的学びでは、生徒が自ら課題を設定し、その解決に向けて情報を収集・分析し、自分なりの解決策を見出していく過程が重視されます。教師はその過程をサポートし、必要に応じて適切な助言や指導を行います。このように、生徒が主体となり、自ら考え行動することで、単なる知識の習得にとどまらず、課題発見力、問題解決力、創造力などの汎用的能力の育成が期待できます。
主体的学びを実践する上で重要なのは、生徒自身の内発的動機付けを高めることです。興味関心に基づいた課題設定や、グループでの協働学習、実社会での実践的な活動などを通じて、生徒が能動的に学習に取り組めるような環境づくりが求められます。また、ICTの活用により、生徒同士や教師とのコミュニケーションを円滑化し、情報アクセスを容易にすることも有効な手段の一つです。
「主体的学び」の具体例
例1: 中学校の理科の授業で、生徒たちが自らテーマを設定し、実験を計画・実施する探究活動を行った。生徒たちは予備実験を重ね、実験方法を検討し合い、最終的に成果を発表した。
【解説】生徒自身が課題を見つけ、解決に向けた計画立案から実践、発表に至るまで、主体的に関与する学習活動の一例です。
例2: 高校の英語の授業で、生徒たちがグループごとにテーマを決め、調査活動を行った。収集した情報をもとに、プレゼンテーション資料を作成し、英語で発表を行った。
【解説】課題設定から情報収集、発表資料作成、プレゼンテーションに至るまで、生徒が主体的に取り組む言語活動の実践例です。
このように主体的学びは、生徒の主体性と自立性を育むだけでなく、課題解決力や創造力、コミュニケーション能力など、社会で求められる汎用的能力の育成にも資するものです。今後は、さらに実践例を積み重ね、効果的な指導方法を確立していくことが重要となります。
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