機能性食品(きのうせいしょくひん)

機能性食品とは、栄養成分の補給だけでなく、特定の生理学的機能を有する食品のことを指します。単なる健康食品とは異なり、厳格な安全性や機能性の審査を経て、国が許可した食品だけがこの名称を使用できます。健康志向が高まる中で注目が集まっており、食生活の改善や医療費適正化への貢献が期待されています。

関連用語と表現

機能性食品は、単に栄養を補うだけでなく、生理学的な作用を持つ食品です。科学的根拠に基づき、国の厳格な審査を経て認可された製品だけがこの名称を使えます。主な分類としては、栄養機能食品と特定保健用食品の2種類があります。

栄養機能食品は、ビタミンやミネラルなどの既存の栄養成分を含有し、その機能が表示されています。一方の特定保健用食品は、特定の保健の用途に適する成分を含み、病気リスクの低減などの効果が表示されています。

機能性食品の普及が進めば、国民の健康増進や医療費の適正化につながることが期待されています。しかし、過剰な期待や安全性を無視した乱用には注意が必要です。食生活の改善を基本に、主治医や専門家の助言に従い、適切に活用することが大切です。

「機能性食品」の具体例

例1: 大豆イソフラボンを含む納豆は、女性ホルモン様の働きから更年期障害の緩和に役立つとされる機能性食品です。

【解説】特定保健用食品に指定されており、納豆に含まれるイソフラボンが更年期障害のリスクを低減する機能性を持つとされています。

例2: コンドロイチンやグルコサミンを含む栄養機能食品は、関節の可動域を維持する働きがあると期待されています。

【解説】コンドロイチンやグルコサミンは、関節軟骨の主成分であり、これらの栄養素を補給することで関節機能の維持に役立つと考えられています。

機能性食品市場は今後も拡大が見込まれますが、一方で過剰な健康効果の期待や安全性への懸念もあります。メーカーによる適正な表示と消費者の正しい理解が重要です。国民の健康維持増進に寄与するため、機能性食品の活用と食生活全体の改善を両立させることが求められます。

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