IoT(Internet of Things)(あいおーてぃー)

IoT(Internet of Things)とは、「モノのインターネット」と訳されるように、さまざまな「モノ」がインターネットを通じてつながり、相互に情報をやり取りし合うシステムを指します。センサーなどを搭載した機器から収集したデータを、クラウドなどを介して分析・活用することで、モノの自動制御や最適化を実現できます。

関連用語と表現

IoTの概念は、従来は独立して稼働していた様々な「モノ」をネットワークでつなぐことで、新しい価値を生み出そうとするものです。家電製品、自動車、産業機器、都市インフラなど、あらゆる分野のデバイスがインターネットにつながることで、データの収集・分析が可能になり、モノの自動制御や遠隔操作、予防保全などが実現します。

IoTシステムを構築するには、デバイスの通信機能やセンサーの搭載、データ収集・蓄積基盤、データ分析基盤、セキュリティ対策など、さまざまな要素技術が必要になります。近年のIoT関連技術の発展により、より手軽にIoTシステムを導入できるようになってきています。

「IoT(Internet of Things)」の具体例

例1: スマートホームでは、照明、空調、家電製品などがIoTで連携し、居住者の生活パターンに合わせて自動で制御されます。外出時にはエアコンやテレビがオフになり、帰宅時に適正な温度と明るさに自動調整されるなどの利便性が生まれます。

【解説】センサーで居住者の在室状況を検知し、クラウドにデータを送信、AIで最適な制御を判断して各デバイスに指令を出すことで、自動化を実現しています。

例2: 工場で稼働する製造ラインの機器にセンサーを取り付け、その稼働データをクラウドで収集・分析することで、機器の故障予兆を検知できます。予防保全を行うことにより、設備の寿命を延ばし、無駄な交換コストを抑えられます。

【解説】機器の振動や温度、消費電力などのデータを常時モニタリングし、AI分析でパターン変化を検知することで、故障の兆候を事前に捉えられるようになります。

IoTの活用が進むことで、モノのスマート化が加速し、個人生活から社会インフラまで、あらゆる場面で新しい価値が生み出されていくことが期待されています。一方で、接続デバイスの増加に伴うセキュリティリスクの高まりなど、新たな課題にも対応が求められます。今後さらなる技術革新が見込まれる分野です。

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